共通導入
室内に響く放送はあなたたちを安らかな眠りから引き戻す。
「~~A112便 24時15分発車の花巻経由ハロウィンタウン行はまもなく乗車時間です。ご乗車のお客様はD6ゲートまでお越しください。」
放送を聞いてあなたは眠気でぼんやりとした頭のまま自分が今ここにいる目的を思い出しました。
皆さんはそれぞれハロウィンタウンへ向かうため、この夜行バスに乗ろうとしているのでした。
待合室には自分のほかに何人かいましたが、その中の数人が立ち上がってD6ゲートの方へ向かって行きます。
それに続いて皆さんもゲートの方へ向かって行きました。
乗車すると、すでに半分くらいの席が埋まっていることに気づきます。
さらに出発時刻までに何人かが乗ってきてほとんど満席になってしまいました。
一列目の通路側の席を除いては。
24時14分そろそろ出発かというときに慌てて一人がやってきてぜぇぜぇと肩で息をしながら乗り込んできた。
「いやぁ、危なかった。乗り遅れるところだったよ。」
男がそう言いながら座席に座るのを皆さんは少し離れた席から見ることができました。
KP【全PC目星ロール】
成功 ドラッグで反転して表示
よく見えなかったが男の肌が病的なまでに青白いこととその肌が粟だっていることに気がつきます。
SAN値は特になしでよい
出発時刻になると同時にバスガイドらしき女性が話し始めた。
「皆さん、A112便 花巻経由ハロウィンタウン行にご乗車くださり誠にありがとうございます。当バスは安全運転を心がけ、道路交通法を順守して走行していきます。途中前沢SAに停車し、15分ほど休憩をとります。ご乗車時間は今から約8時間ほどでございますが、交通状況により到着時刻が遅れる場合がございます。予めご了承ください。また、終点のハロウィンタウンは日本時間とプラス3時間の時差がありますので、ご注意ください。狭い車内ではございますが、ごゆっくりお過ごしください。では、消灯させていただきます。」
女性が話し終わるとバス内の電気はゆっくりと光度を落として消灯された。
夜行バスは寝心地が悪いのが常ですが、なぜか皆さんはバスの揺れにつられてぐっすりと眠りにつくことができました。
KP【全員幸運ロール】 ドラッグで反転して表示
成功→
あなたは疲れからか、全く起きる気配もなくぐっすりと眠っています。
失敗→
あなたはドスンという大きな音を聞いて目を覚ましてしまいました。
失敗した人がいれば
あなたは座席から少し身を乗り出してみるとバスのフロントガラスの向こうが道路ではなくなっていることに気が付きます。そのフロントガラスは白の地に無数の赤い目が張り付いているように見えました。
SAN値チェック
成功→1d3の減少
あなたは一瞬驚きましたが気味の悪い夢だと思っただけですぐに眠りについた。
失敗→2d3の減少
あなたは気持ち悪いナニカを見てショックで気を失いました。
一時的狂気、アイデアロール6 失神
あなたはフロントガラスに張り付く無数の赤い目を鮮明に記憶し恐怖を覚えます。また、遠くではあるが運転席の方が何やら赤く染まっているように見えてさらに恐ろしさを感じ、そのまま失神してしまいました。
導入終了